Weの市民革命(読書会ログ)
「Weの市民革命(著:佐久間裕美子)」を読んで、
先日オンライン読書会に参加してきました。
著者ご本人もアメリカから(しかも早朝から)参加されて、
本を出版されるにあたって世の中が大きく変わっていく中で、
内容も大きく軌道修正しなきゃいけなかった話なども聴くことができて、
いい機会だったなぁ、と思いつつ。
内容もその背景そのままにいろいろな思いや出来事が
スナップショット的にちりばめられている形で、
昨今の世相を切り取った内容だし、
個人としてできることは小さいけど、
消費行動を連帯して変えていくことは社会を変えていくことにつながっていく、
という主張には、納得できる部分があったなぁと思ってます。
とはいえ、環境問題に付随する違和感、
というか連帯が生まれないところってどこにあるんだろう、
ってことを考えながら読書会では話してて。
いまそういうことが難しいのって、
科学・メディア・政治に対して信頼を置くのが難しいことと相似形になってて、
ある主張には別の対立する主張があったりするせいで、
特に目の前で物事がシーケンシャルに進んでいる状況に対しては、
これらが脆弱だということがわかってきた感があるせいなのかもと思ったり。
物事の見方が多様な状態においては啓蒙的・常識的な言説や主張すらも
マイノリティになってしまうとすると、
みんなで少しずつ何かに取り組むことって難しいなぁ、とか。
考えがまとまりませんが、そんなことを思った記録として。
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